HTTRのあゆみ

使用前検査合格証の授与(平成16年6月24日)
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平成2年11月 原子炉設置許可取得
平成3年3月 建設着工
平成7年9月 炉心及び炉内構造物の据付完了
平成8年10月 系統別・総合機能試験開始
平成10年7月 燃料装荷開始
平成10年11月 初臨界達成  初臨界時のデータ

平成10年12月 全炉心構成完了
平成11年9月 出力上昇試験開始  出力上昇試験時のデータ

平成13年12月 定格出力30MWにて、原子炉出口冷却材温度850℃達成
平成14年3月 使用前検査合格証取得(30MW、850℃)
平成14年6月 安全性実証試験開始
平成16年4月 定格出力30MWにて、原子炉出口冷却材温度950℃達成
平成16年6月 使用前検査合格証取得(30MW、950℃)
平成18年9月 高温ガス炉 の冷却材流量を喪失させる試験等の許可取得
平成19年2月 定格出力100%からの1次加圧水冷却器用ヘリウム循環器2台停止試験実施
平成19年5月 30日間の定格連続運転達成(30MW、850℃)
平成22年3月 50日間の高温連続運転達成(30MW、950℃)

  HTTRは、850〜950℃の高温ヘリウムガスを世界で初めて原子炉圧力容器外へ直接取り出す被覆粒子燃料−黒鉛減速ヘリウムガス冷却型原子炉で、平成3年3月の建設着工から約7年半をかけて機器の設計・製作・据付・試験を終え、平成10年7月からHTTRへの燃料装荷を開始し、同年11月に初臨界を達成しました。平成11年1月に全炉心を構成し、臨界試験を終了しました。同年9月より出力上昇試験を開始し、平成13年12月には、定格出力30MW,原子炉出口冷却材温度850℃を達成しました。平成14年3月には、使用前検査合格証を取得しました。HTTRの優れた安全性を実証するための安全性実証試験、運転・保守技術の蓄積を図る等を進め、平成16年4月には定格出力30MW、原子炉出口冷却材温度950℃を達成し、平成16年6月には使用前検査合格証を取得しました。また、平成18年9月には更なる安全性実証試験の実施のため、高温ガス炉の冷却材の全流量を喪失させる試験等の許可を取得しました。
  平成19年5月には、30日間の定格連続運転(30MW、850℃)運転を達成しました。これにより、HTTRの燃料は海外の高温ガス炉燃料に比べて、FP閉じ込め性能が格段に高く、高温ガス炉燃料として世界最高水準の品質を有していることが示されました。
  平成22年3月には、50日間の高温連続運転(30MW、950℃)を達成し、高温ガス炉の技術基盤を確立するとともに、水素社会に向けて温室効果ガスを排出しない革新的な熱化学水素製造法の熱源として原子力エネルギーを利用できることを世界で初めて実証しました。
  今後は、高温ガス炉の冷却材の全流量を喪失させる試験等の安全性実証試験、高温のヘリウムガスを用いて水素を製造する核熱利用の研究等を本格的に進める計画です。


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