原子炉本体


  HTTRの原子炉本体は、内径約5.5m、全高約13.2mの原子炉圧力容器の内部に反射体、制御棒及び燃料体の炉内構造物を設置した構造です。

拡大します




燃 料

  被覆粒子燃料には、図に示すように外径約1mmで二酸化ウランの燃料核を熱分解炭素等の薄い層で4重に被覆しており、これを黒鉛と炭素の混合物からなる素地に分散し外径約26mmの円筒状の燃料コンパクトとします。

拡大します

被覆燃料粒子の構造図




 燃料体は、図に示すように対面間距離360mm、高さ580mmの六角柱であり、外径34mmの円筒形の黒鉛スリーブ中に燃料コンパクトを封入した燃料棒を31本または33本挿入しています。

拡大します

燃料体構造図



制御棒

  制御棒は、炭化ホウ素と黒鉛の混合焼成体を吸収体とし、耐熱性合金で被覆した制御棒要素を連結した構造で、各要素間は可とう性を持っています。2本を1対として炉心内を上下に移動します。原子炉スクラム時には電磁クラッチの切り離しにより、制御棒は炉心内に重力により落下挿入され
ます。


拡大します

制御棒の構造図






炉内構造物

 炉内構造物は、図に示すように炉心支持黒鉛構造物、炉心支持鋼構造物、遮へい体等からなります。炉内構造物は、炉心の1次冷却材の流量を適正に配分するとともに、熱遮へい、放射線遮へい等の機能を有しています。

拡大します



前へ戻る ホームへ戻る